巻き爪の治療法は大きく分けて「手術」と「矯正」があります。手術は特に重症で急を要する巻き爪の場合に有効ですが、それ以外の場合は矯正がいいでしょう。
巻き爪の矯正法の一つに、ワイヤー矯正があります。このワイヤーは、形状記憶合金製のものが使われます。形状記憶合金製の力によって、巻き爪のゆがみを元の形に戻していくというわけです。この形状記憶合金、どういうものなのでしょうか?
形状記憶合金とは、常温で変形させても、その合金固有の温度以上に加熱することで元の形状に戻る性質を持つ合金のことをいいます。形状記憶合金の例としては、「チタン‐ニッケル合金」や「銀‐カドミウム合金」などが知られており、工業や医療、衣類などの分野で活用されています。ちなみに巻き爪の治療に使う形状記憶合金は「チタン‐ニッケル合金」が一般的なようです。
