ED(Erectile Dysfunction)とは、勃起障害または勃起不全のことで、以前はインポテンスと呼ばれていました。
ED は、男性なら多くの人に起こりうる病気で、アメリカ泌尿器学会は1996年に「満足のゆく性行為に十分な勃起を達成できない、もしくは維持できないこと」と定義。EDにも重度のものから軽症まであり、「時々できないことがある」「途中でダメになる」もEDであると考えられています。なお、性欲の減退や射精障害などはEDに含まれません。
EDの原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
・動脈硬化
・生活習慣病(糖尿病や高血圧など)
・加齢によるもの
・喫煙や過度の飲酒
・精神的ストレス
・神経が傷害される病気(脳出血、脳腫瘍、脳外傷、脊髄損傷、パーキンソン病、アルツハイマー病など)
・泌尿器科系の疾患(前立腺肥大症や前立腺炎、精巣静脈瘤など)
・薬の副作用(糖尿病、うつ病、高血圧の治療薬など)
若い人のEDはほとんどが心因性といわれ、ストレス・コンプレックスが原因に挙げられています。また、生活習慣病や喫煙・飲酒などは、血液の循環が悪くなり、十分な血液がペニスに流入しないことから起こります。さらに、これらが複合してEDになることもあります。
EDは、直接生命にかかわる病気でも痛みのある病気でもありません。しかし、EDからくる男性としての自信喪失は、職場や家族の中での自信の低下につながり、日常生活のさまざまな面に悪影響を与えるといわれています。
EDは、一部を除き決して直らない病気ではありません。一人で悩まず、EDの疑いがある場合、まずは専門家に相談して、自分に合った対処法で克服しましょう。
